AppleギフトカードがAmazonギフト券を超えた真相と背景を話したい
今回はタイトル通り、デジタルギフトカード買取業界で切っても切れない「Amazonギフト券」「Appleギフトカード」の取引について話をしたい。
私がデジタルギフトカード業界に携わり始めた当初は、"デジタルギフトカードの買取=Amazonギフト券の買取"と考えていいくらいAmazonギフト券のみのビジネスでした。
そこから2026年現在ではAppleギフトカードが逆転し、デジタルギフトカード買取業界では90%の取引がAppleギフトカードで、9%がAmazonギフト券、残りがGooglePlayギフトカード等他種デジタルギフト券種になります。
私の感覚ではコロナが明けた、4,5年前からこの形へと変貌してきたと思っています。
そもそもの話として、デジタルギフトカード買取業界が発達してきたのはまさに14年前ほどから。その背景としてはAmazonギフト券をクレジットカードで購入させ、そのAmazonギフト券を買取する。いわゆる現金化スキームとして始まったものだと認識しています。闇金や、貸金に借りることを避けたい人への履歴が残らないキャッシングサービスとして認知が増え、利用者が徐々に徐々に増えてきたのです。
Amazonギフト券は今もそうですが、Amazon内のショッピングで利用することができる便利ツールであり、このAmazonギフト券を85%(当時買取相場)で買取業者は買取を行い、95%ほどで転売。こうして利益を上げています。Amazonギフト券が95%で買えるのであれば、Amazon内でショッピングをすると5%OFFでショッピングができるとあって、Amazonユーザーからはとても好評で口コミで広がり業界の市場規模も倍々で増加していました。
「なぜAmazonギフト券が安く買えるのだろう?」と思いつつ購入していた方も当時は多くいたでしょう。実際にはクレジットカード現金化のスキームとして買取業者が安く仕入れたものだからというのが答えでした。
突然ですが「せどり」という言葉を知っているでしょうか?
せどりとは、今時の言葉で近しいわかりやすいワードで例えるなら転売ヤーです。安く仕入れて高く売るビジネスの基本ではありますが、商品を売って買ってを繰り返して利益を生み出すことを生業としている言葉です。Amazonギフト券の買取業界がさらに流行った背景には今にもつながるせどり業者の影がありました。Amazonギフト券を安く購入したい一般のユーザーとは違い、せどり業者はAmazonギフト券が安く仕入れられることを知ったとたん、数千万単位で欲しがっておりAmazonギフト券買取業者とせどり業者の関係は密接になっていき、市場規模が大きく伸びていったタイミングを今でも記憶新しく覚えています。Amazonで格安に日本の商品を仕入れて、日本の商品がバカ売れする中国などに輸出する。このスキームでせどり業者とAmaqzonギフト券買取業者はともに伸びました。
ようやくですが、AppleギフトカードがなぜAmazonギフト券を逆転してシェアが9割をとているのかを解説します。基本的な考えは前述していることと変わりませんが時代の流れが大きいことでしょう。
Apple製品は特に人気でせどり(転売ヤー)たちの目につきました。iPhoneは毎年9月に新型が発売されますが、凄まじい人気で定価で買ってすぐに売れば1台あたり、数万円利益が出るなんてこともザラです。ここでAppleギフトカードを安く仕入れてそのギフトカードで定価以上で売れるiPhoneを購入するとどうでしょうか?とんでもない利益が生まれ始めますよね?
そこで近年ではiPhoneを専門とする転売ヤーは無数に増え続け、デジタルギフトカード買取業者と密接に関係を持ち取引をしています。このiPhoneの転売スキームが確立された今600億以上動く市場に登っていったのです。これだけの規模になったのでデジタルギフトカード買取業者はお金をつくりたい顧客へAmazonギフト券ではなく、Appleギフトカードを勧めますよね...これが大きくシェアが逆転した背景なのです。
最後にまとめると
今後もAppleギフトカードは主力で動いていくことでしょう。買取業者が需要のあるものを買取率を高くし、推奨します。この動き一つでシェアは変わります。デジタルギフトカードを売りたいお客様は一般ユーザー、安くAppleギフトカードを買いたいお客様は転売ヤー。これがデジタルギフトカード買取業界のリアルなところです。
次回は、もっと深い部分について言及していきたいと思います。
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